チェーンソー基礎講習を実施しました
4/10(金)に、今年度初回の林業人材育成研修としてチェーンソー基礎講習を実施しました。
この講習は、主に地域おこし協力隊を対象に、年度初めにチェーンソーの使い方を1から見直す機会として毎年この時期に開催しています。
例年は屋外でチェーンソー伐倒の手順をひとつひとつ確認していくような研修をしているのですが、今回はあいにくの大雨だったため、室内でチェーンソーのメンテナンス(掃除)と目立てについてじっくり学ぶ内容に変更しました。
講師は、ヤドリギの川端さんです。

まずメンテナンスとして、チェーンソーの各部位を分解し、各パーツの状態の確認と掃除を行いました。
チェーンソーの各パーツにはそれぞれ役割や機構があり、それを活かして常にフルパワーで働いてもらうためには毎日、もしくは定期的に分解して掃除をすることが非常に重要です。ゴミや木くずの詰まりだけでもチェーンソーの機能を弱らせる大きな原因になります。順番にカバーを外しながら掃除しつつ、その役割や不調の原因などについておさらいすることができました。
また、今回は時間もあったため、スターターロープの交換の仕方やマフラー内の確認など普段はあまり見ないようなパーツの確認もできました。

午後は目立ての講習です。
チェーンソーの力を十二分に発揮させるためには、切れ味をしっかり出すことも大変重要です。それは機械だけでなく使用者への負担を減らすことにもつながります。刃を研ぐ技術(目立て)はチェーンソーの操作技術以上に重要と言っても過言ではありません。
目立てをきちんと行うためには、チェーンソーの刃が木材を切る仕組みや刃の構造を理解しておく必要があります。刃の形はもちろんのこと、複数あるチェーンソーの長さが揃っているかなどをひとつひとつ確認していきます。


はじめはおぼつかない様子の参加者も、終盤にかけてだんだんと手慣れてきたように感じました。
目立てをしっかりできるようになるには時間がかかりますが、見るポイントは非常にシンプルなので押さえるべきところをどこまで意識して突き詰めていけるかで習得のスピードは変わります。今回はそのポイントをしっかり理解してもらえたのではないかと思います。
あいにくの天気で予定とは変わってしまいましたが、おかげで普段は時間の取れないような研修ができて参加者の満足度も高かったようです。
参加者からはこんな感想をいただきました。
普段問題なく使えていると思っていたチェーンソーですが、 より良い状態に改善し、それを長く維持させるための日々のメンテナンスや不調時の点検箇所を改めて確認出来たことが良かった
チェーンソーメンテナンス基本を具体的に、私物で体験出来た事が勉強になった
メンテンナンスに必要な道具を知ることができたので適宜揃えていきたい。