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「サステナ対話会inかがわ」を開催しました

サステナ対話会とは?

 この4月から香川の企業・団体中心に、サステナビリティに関心の高い人々が集うオンライン会議を月イチで開催しています。民間企業におけるサステナビリティの経営アジェンダ化は急速に進んでおり、社内のエース人材をその中心に据えることも珍しくありませんが、その専門人材はまだまだ稀少であり、結果として抜擢された少数メンバーが国際ルールの情報収集と理解、データ収集と分析、自社戦略の立案、経営層への報告と承認取得、社内への発信と浸透、社外への情報開示などをいちから一手に引き受けることになります。新しい分野だけに、ともすれば社内で孤独な存在ともなり得る高難易度な職務なのではと思います。

 ただ他社に目を向ければ、同じ状況で奮闘している仲間が見つかりますし、有意義な情報交換や共感の機会を得られると考え、この集まりを企画しました。

初のオフ会!

 そして、参加者も少しずつ増えてきた8月、ついにオフラインで一堂に会する場を企画しました。今回は、株式会社IHI様の全面的なご協力のもと、カードゲーム「カーボンニュートラル2050」を参加者の皆さまと一緒にプレイしました!同社では、社内への脱炭素意識の浸透を目的に、これまでさまざまな部門でこのカードゲームを実施されてきました。一方で、これほど多くの社外の方々を招き、一緒にプレイするのは今回が初めてとのこと。当日は、11団体・26名の皆さまにご参加いただき、組織や立場を越えて交流しながら、カーボンニュートラルについて考える貴重な機会となりました。

カードゲーム「カーボンニュートラル2050」とは?

 株式会社プロジェクトデザインによって製作された、参加者が力をあわせて脱炭素と経済成長の両立を目指すゲームです。プレイヤーたちは12業種のチームに分かれ、それぞれ電力会社・自動車メーカー・金融機関などの役割を担います。2050年のカーボンニュートラル(温室効果ガスの排出量実質ゼロ)に向けて、業種ごとに異なる経営目標を念頭に置きつつ、手持ち資金も考えながら事業上の打ち手を選択していきます。自社の目標に到達しながら、全体でのCO2排出削減とGDPの最大化を同時に達成できれば、最も望ましいゴールです。

成功へのキーは

 ゲームが開始されてしばらくすると、他のチームから「EVを増産したいから充電インフラを普及させてくれないか」などと、様々な相談が持ち掛けられます。まさに現実世界と同じく、限られた原資をどこに振り向け、誰と組んでどんなリスクを取るか、経営判断を迫られます。

かがわの未来は・・・?

 ゲームの途中で、その時点での排出量や経済状況がファシリテータからレポートされます。排出量(フロー)を減らさなければ、空気中の温室効果ガスの総量(ストック)がどんどん増えていくこと、有効な施策も早いタイミングで打てなければ効果が薄いことなど、まさに温暖化が自分事として進んでいきます。後半に入ると焦りすら感じ、高価な打ち手もお金を工面すれば・・・などと「経営判断」を迫られることもしばしば。

 結果、今回のチームでは2050年までに51%の経済成長を果たしつつ、91%の排出量削減を達成するという、稀にみる好結果を叩き出すことに成功しました。参加者からは「現実の社会における連携の必要性と難しさを実感した」、「今までは同業種をメインに情報収集していたが、もっと幅を広げて知見を増やす、また連携していく必要性を感じました」など、カーボンニュートラルを目指すにあたって視野を広げ、また地域で力を合わせて取り組んでいく必要性を感じて頂いたようでした。

 もりとみず基金では脱炭素のみならず、香川も含めた流域の自然資本の保全と活用にこれからも力を入れていきます。

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