【プレスリリース】スマホ一つで森林情報を現場に持ち出す!森林管理を効率化する「Qfield用森林データセット」を公開
~専門知識不要で、詳細な森林・地形情報を現地で活用可能に。12月10日に林業者向け操作研修会も開催~
一般財団法人もりとみず基金は、高知県嶺北地域の4ヵ町村(大豊町、本山町、土佐町、大川村)の森林に関する地理情報を、無料のスマートフォンアプリ「Qfield」で閲覧できるデータセットとして作成し、G空間情報センターにて公開しました。
(こちらからご覧になれます)G空間情報センター[高知県嶺北地域 森林情報Qfieldデータ]

これまで専門知識が必要で利用が難しかった高知県嶺北地域の詳細な森林・地形データを、誰でも手軽に扱えるよう独自に編集。GIS(地理情報システム)の知識がない方でも、現地の森林調査や自己所有山林の確認を効率的に行えるようになります。
また、データ公開に合わせ、インストールから現場での応用操作までを実習する林業者向けの操作研修会を12月10日に開催します。
■背景:活用が難しかった高度な森林データ
高知県では、レーザ航空測量データを活用した詳細な森林・地形データが公開されています。しかし、これらのデータを活用するにはGIS(地理情報システム)に関する専門知識が必要であり、現場の林業者や森林所有者が手軽に利用するにはハードルがありました。
■本データセットの特長:専門知識ゼロでも、スマホで森を可視化
当基金は、これらの高度なデータを「誰もが使える」よう、以下の取り組みを行いました。
1.スマホ(Qfield)に最適化して編集
- 専門的なGISデータを、無料のスマホアプリQfieldで直感的に閲覧できるよう編集。
- 見やすい配色やラベル表示設定を施し、視認性を高めています。
2.オープンデータとして公開
- 地理情報のオープンプラットフォーム「G空間情報センター」にて公開し、誰でも利用できます。
3.詳細な「利用ガイド」を同時公開
- データのインストールからアプリの基本操作までを解説したガイドも提供。GISの知識がない方でも、ガイドに沿ってすぐに活用を始められます。
これらにより、地域の林業者による森林調査の効率化や、森林所有者による自己所有山林の確認が容易になることが期待されます。

■公開データセットの主な内容
本データセットには、以下の情報が搭載されています。
- 地理・地形情報: 等高線、傾斜分布図、CS立体図(微地形表現図)
- 森林情報: 林相区分図(樹種別ポリゴン)、樹高分布図(DCHM)
- 土地情報: 法務局登記所備付地図(国土調査成果)
■スマホアプリ「Qfield」について
Qfieldは、無料のGISソフトウェア「QGIS」のスマートフォン版として開発されたアプリです。PCで作成したデータセットをスマホやタブレットで閲覧・簡易な編集ができます。
アプリは以下よりダウンロードできます。
- apple store(iOS):https://apps.apple.com/jp/app/qfield-for-qgis/id1531726814
- Google play store(Android):https://play.google.com/store/apps/details?id=ch.opengis.qfield&pcampaignid=web_share
※(2025/12/24追記 2025/12/10時点でQfieldアプリのヴァージョンアップに伴って仕様の変更がありました。普段利用するうえで大きな支障はないかと思われますが、G空間情報センターにある操作ガイドと記載が異なる部分もございますので予めご了承ください。 変更内容の詳細)
■林業者向け操作研修会のご案内
本データセットの活用を促進するため、以下の内容で操作研修会を開催します 。
- 日時: 令和7年12月10日(水) 9:00~16:00
- 場所: あこ2階会議室(高知県土佐郡土佐町田井1495-1)
- 対象: 嶺北地域の林業者、森林所有者 等
- 内容:(午前)データのインストールとQfieldの基本操作
- (午後)現場での活用実習(応用操作)
申込みはこちらのフォームから: https://forms.gle/FBFyAMi9THvG8Yce8
<本件に関するお問い合わせ先>
一般財団法人もりとみず基金 担当:立川
Email: tachikawa@moritomizu.org
住所:高知県土佐郡土佐町田井1495-1